Windows 11の2026年6月アップデートでインストール失敗の報告が相次いでいます。エラーコード0x80073712、0x800f0993、0x800f0922の原因や対象PC、対処方法をわかりやすく解説します。
Microsoftが2026年6月に配信したWindows 11の最新アップデートにおいて、一部ユーザーからインストール失敗の報告が相次いでいます。
特にWindows 11 24H2や25H2へアップグレードしたPCで発生しているケースが確認されており、更新プログラムの適用が途中で停止したり、エラーコードが表示されたりする事例が報告されています。
この記事では、現在判明している不具合の内容や対象環境、エラーコードの意味、対処法についてわかりやすく解説します。
発生している不具合の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象OS | Windows 11 24H2 / 25H2 |
| 主な症状 | Windows Updateが途中で失敗する |
| 確認されているエラー | 0x80073712、0x800f0993、0x800f0922 |
| 影響範囲 | 一部環境のみ |
| Microsoft対応 | 修正プログラムを順次提供中 |
注意
すべてのWindows 11ユーザーに発生する問題ではありません。多くのPCでは正常にアップデートが完了しています。
エラーコード0x80073712とは?
このエラーは、Windows Updateに必要なシステムファイルの一部が破損または不足している場合に表示されることがあります。
アップデートファイルのダウンロード中断や、過去の更新プログラムが正常に適用されていない場合にも発生することがあります。
エラーコード0x800f0993とは?
Windows Updateの内部処理で問題が発生した場合に表示されるエラーです。
特にWindows 10からWindows 11へアップグレードした環境や、24H2・25H2へ移行した一部環境で報告されています。
エラーコード0x800f0922とは?
比較的多く報告されているのがこのエラーです。
原因としてはEFIシステムパーティション(ESP)の空き容量不足が挙げられています。
EFIシステムパーティションとは、PCの起動に必要な情報を保存する特別な領域です。
この領域の容量が不足すると、セキュリティ更新や起動関連の更新プログラムが正常にインストールできなくなる場合があります。
現在判明している対象環境
- Windows 10からWindows 11へアップグレードしたPC
- Windows 11 24H2へ更新したPC
- Windows 11 25H2へ更新したPC
- 古いストレージ構成を利用しているPC
- EFIパーティションの容量が少ないPC
ただし、Microsoftは対象機種一覧を公開しておらず、発生条件は現在も調査中です。
インストールに失敗した場合の対処法
- PCを再起動する
- Windows Updateを再実行する
- 不要ファイルを削除して空き容量を確保する
- 「Windows Update トラブルシューティングツール」を実行する
- 数日待ってから再度アップデートを試す
Microsoftが修正版を配信することで問題が解消されるケースもあります。
慌ててシステムを初期化したり、レジストリを変更したりする必要はありません。
重要
BitLockerを利用している場合は、念のため回復キーを事前に確認しておくことをおすすめします。
アップデートは適用するべき?
今回の問題は一部環境で発生しているものであり、多くのPCでは正常に更新が完了しています。
アップデートには重要なセキュリティ修正が含まれているため、基本的には適用をおすすめします。
ただし、仕事で利用しているPCや重要なデータを扱うPCでは、バックアップを取得したうえで実施すると安心です。
まとめ
Windows 11の2026年6月アップデートでは、一部環境でインストール失敗が報告されています。
- エラーコード0x80073712が報告されている
- エラーコード0x800f0993が報告されている
- エラーコード0x800f0922が報告されている
- EFIシステムパーティション不足が原因のケースもある
- Microsoftは順次修正を進めている
現時点ではすべてのPCに影響する不具合ではありません。アップデート前にバックアップを取得し、万一失敗した場合は慌てず対処することが重要です。